ミニカー・プロファイル

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項目外:日本車(ニッサン・ホンダ・スバル・その他)・プロファイル:17

ニッサン(8)

《マーチ》
【TOMICA】
《ウィングロード》
【TOMICA】
《サニー1200GXクーペ》
【TOMICA Lim】
《ブルーバード1600SSSクーペ》
【TOMICA Lim】
《セドリック2800SGL》
【TOMICA Lim】
《セドリック280Eブロアム》
【TOMICA Lim】
《グロリア》
【TOMICA】
《シーマ》
【TOMICA】

ホンダ(4)

《ホンダCR‐V》
【TOMICA】
《ホンダ・エレメント》
【TOMICA】
《ホンダ・3rdオデッセイ》
【TOMICA】
《Honda エリシオン》
【TOMICA】

スバル(3)

《インプレッサWRC》
【TOMICA】
《レガシィ・ツーリングワゴン》
【TOMICA】
《レガシィ》
【TOMICA】

その他(2)

《童夢-零》
【TOMICA Lim/カーマガジンVer】
《MITSUOKA ラ・セード》
【TOMICA】

以上


《ニッサン・マーチ》

【TOMICA:1/58・ダイキャスト】

 マーチはこのモデルで本来のコンセプトをヤット実現したと思います。何処かしら普通車の残り香があった先代までに比べてリッターカーに求められる要素と魅力それに少し遊び心の有るPOP感が機能とデザインに充分生かされた仕上がりは”花マル”です。
 魅力を増した”マーチ”の前では次第にスマートでなくなる最近の”スマート”や意外に大きく装飾過多な”メルセデスAクラス”などは積極的な選択理由が見つかりません。
 私は軽マニアですが、軽以外の選択でしたら、どんな高級車より”イエローかオレンジのマーチ”(明るい60’sポップ・カラーは似合いそうです)をランニング・パートナーに選びます。

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《ウィングロード》

【TOMICA:1/59・ダイキャスト】

 日産の”没個性”デザインを象徴していたバン(ワゴン)・シリーズでしたが、嬉しいことにこの顔つきを見ると日産の元気がヤット波及してきたようです。
 知人のウィングロード・ワゴンを借り出せましたので実車のドライビング・インプレッション:好感の持てる弱アンダァ・ステアとペダルの踏み込み量に比例する制動力による安定感と信頼感の操縦性が印象的でした(比較が軽のため、重量のある大きなクルマの評価は大甘)。
 TOMICAのモデリングは文句無しの合格点です。もちろん、オーナァは絶対に即買い(最低でも自宅とクルマ用に2台)です。

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《サニー1200GXクーペ》

【TOMICA Lim:1/56・ダイキャスト】

 この時代の車は開発者もユーザ−も格好良さとスポーティ・スタイルの基準を共有していた自動車熱狂時代でした。しかし、その熱狂は多くの色褪せない普遍の魅力をクルマを誕生させました。
 70年代の終わりごろまではクラウンも含めて各クラスのセダンに4ドア乗用車をクーペにするという、このサニークーペと同じ公式で作られたスポーティ・2ドアクーペという誰にでも解る楽しい車が存在していました。それはあたかも作る側と欲しい側が同じ夢を見ているようです。

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《ブルーバード1600SSSクーペ》

【TOMICA Lim:1/60・100万台販売記念ベスト・セレクション】

 「先進の技術と優れた完成度(徳大寺氏・談)」で日米で多くのファンを産みました。特にアメリカではP・ブロックの指揮の下で開発とレース活動を行い伝説の車となりました。
 ところで、このクーペ・デザインは何か連想しませんか?私には日野コンテッサクーペと共通する美しさの感性とセオリーを感じるのですが。
 このスマートさは現在のカーデザインが無くした格好良さへのストレートな表現で人を惹き付ける風化しない魅力を作り上げたようです。

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《セドリック2800SGL》

【TOMICA Lim:1/65・ダイキャスト】

 ある意味、クラウンと共に日本の自動車産業をリードしてきたクルマです。このジャンル&クラスには軽メーカーを除いて各社が自社の全てを掛けて参入しましたが、現在に至るまで結局トヨタとニッサン以外は確固たる地歩を固める事は出来ていません。
 この下手な写真でも一目瞭然ですが、モデリングについては素晴らしいフィニッシュです。特にサイドビュのタイヤの質感は時代を感じさせる見事なものだと思いませんか。

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《セドリック280Eブロアム》

【TOMICA Lim:1/65・ダイキャスト】

 ドイツ的高級車が全盛の現在からは想像も出来ませんが、この日本にも理想とする高級車(昔、このクラスは高級車でした)=アメリカ的コンセプトの時が長い間あったのです。
 その時代、ニッサンが全力で作り上げたアメリカ車(?)がこのセドリックです。しかし、どう考えてもこのデザインは「ミツビシ・デボネア」の2ndモデルにこそ断然相応しいと思います。
 TOMICAのモデリングは”斜め前上”と”後方”からの造形が見事です。

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《ニッサン・グロリア》

【TOMICA:1/63・ダイキャスト】

 ニッサンがトヨタの呪縛から開放された記念碑的クルマです。このクラスでもクラウン基準のコンセプト自体どうしてもクルマ造りの精神が後ろ向きになってしまいがちでした。
 しかし、このモデルから方向転換し自らの視点で未来と個性を見つめた姿勢に期待を抱かせるクルマに生まれ変わりました。
 本来このポリシーはプリンスから生まれたグロリアに元々授けられていた気がします。全てを注ぎ込む”前衛の高級車”という本来の遺伝子を目覚めさせた意味でこのクルマはグロリアの名前が相応しい気がします。
 TOMICAのモデリングは途中で妥協したような詰めの甘さが残念です。

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《ニッサン・シーマ》

【TOMICA:1/65・ダイキャスト】

 ルノーの経営参加がもたらしたニッサンに対する最大のプラスだった影響はゴーンの経営戦略とクルマの性格付けにトヨタの影響が次第に薄れてきたことの2点だと思います。
 このシーマも初代が持っていた独自の居場所を又、少しだけ思い出したようです。このクルマの個性である先進性と高級感を巧く表現したフロント・セクションの造形にこれからのニッサンの意気込みを感じます。

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以上:ニッサン


《ホンダCR‐V》

【TOMICA:1/61・ダイキャスト】

 トヨタとホンダは本当に魅力的なコンセプトを創造したと思います。特に、このクラスのSUVは日本の独壇場です。
 しかし、不思議なのはこのコンセプトのクルマがより活き活きと活躍できるはずな道路の未舗装率の高い国が多い南米やアジアより欧米や日本で人気と需要があることです。南米やアジアの人々がオフロードよりオンロードのセダンを欲しがる気持ちが理解できません。
 しかし、この事が実はクルマが実用ではなく感情 or 欲求から発明されたもっとも人間的道具である証でもあるのかもしれません。
 TOMICAのモデリングは残念ながらあと一歩の仕上がりですが、及第点は取ってます。

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《ホンダ・エレメント》

【TOMICA:1/60・初回特別カラー】

 タイヤとボディ・サイズのバランスからもアメリカナイズされた雰囲気が十分伝わります。それだけに日本風スタイルとアメリカの感性の融合が独特の世界を作り出しています。
 この日本が築いた独特のSUV・スタイルはトヨタとホンダの長年の努力の結果、次第に洗練され魅力を持ち始めたようです。

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《ホンダ・3rdオデッセイ》

【TOMICA:1/64・ダイキャスト】

 1BOX離れしたデザインは賛否両論です。しかし、ミニバンにおいて初めてホンダが独自のカラァを打ち出す事に成功したデザインは大きな魅力となっています。
 遠くからでも一目でホンダと分る今回のデザイン・アプローチは確実にルノー「エスパス」以来のインパクトを持っています。クルマ好きの一人として個性溢れるデザインで街と道路をPOPで楽しくなる事は本当に嬉しいです。
 今回も「絶対に買い」のTOMICAのモデリングは実車のシャープなラインとイメージを巧く表現しています。

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《Honda エリシオン》

【TOMICA:1/65・ダイキャスト】

 実車は私にとって理解不能なクルマです。また、あまり街で見かけません、そのためTOMICAのモデリングに絞っての話になります。
 このモデルの実車の持つ塊り感と雰囲気を上手く捉えた素晴らしいこのフィニッシュはオーナァを強く惹き付けることは確実です。
 お楽しみのギミックは仕上がりが資料写真でも分る通り大変良く出来たスライドドアです。しかし、その分チリの合わせや機構で手間も掛かったのでしょう可動部分はこの一箇所だけとなっています。
 惜しむらくはこの機構にマージンがなく小さな子供にはチョット不向きかも…。

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以上:ホンダ


《インプレッサWRC》

【TOMICA:1/59・ダイキャスト】

 オーナーが嬉しそうに555カラーリングを施されたインプレッサWRCで走っているのを時々街中で見かけます。その様な光景を見るにつけ現在、ラリーがもっとも市販車(オーナー)とレーサーの距離が近いのだと思います。
 本当に残念なのは実車が大変不評だったことです。ライト周りのデザインが問題視されていましたが、私はBMWの「鉄人28号」&トヨタの「アニメ・キャラクタァ」のようなライト・デザインより好きです。
 このミニカーは雰囲気を良く掴んだ仕上がりです。定価からすればバーゲンと感じさせるクオリティです。

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《レガシィ・ツーリングワゴン》

【TOMICA:1/60・ダイキャスト】

 もうスバルのステェタスを築いた名車です。スバルだけの「骨太なコンセプト」と「強烈な独自性」は既に日本を越えた存在感が有ります。世界に誇れる独自の4WDワゴンは大事に育てられた幸福なオフ・ロードワゴン王国の旗艦に相応しい風格を放っています。
 英国のようにカントリー・ライフに精神的背景を持つジェントル文化とは無縁の日本からレガシィのような上質な気品を感じさせるカントリー・4WDが出現した事は大きな驚きです。本当は英国人が造りたかったクルマでは?
 このTOMICAも雰囲気を良く捉えたモデリングです。特にサイドビュゥのラインの抑揚は秀逸です。

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《スバル・レガシィ》

【TOMICA:1/60・ダイキャスト】

 このクルマには不思議な魅力と性格で比較すべきライバルが居ないような気がします。高級車でもなく、もちろん大衆車でもありません。実用車の顔を持ちながら一皮剥けば筋肉質、昔誰かが使っていたキャッチフレーズ「羊の皮を被った狼」がピッタリな気がします。
 スバル以外ではヴォルヴォも或いはフォードに買収されずに4WDを新開発すればこのようなキャラクタァのクルマを開発したのではないかと残念に思います。
 しかし、ヴォルヴォなき後このジャンル&キャラクタァはスバルの独壇場です。スバルには孤軍奮闘ですが、このジャンルで頑張って欲しいです。

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以上:スバル


《童夢-零》

【TOMICA Lim:1/58・カーマガジンVer】

 世界をリードするとは言えませんが、ロータス・エスプリ系(ジウジアロォ系)の面とエッジを多用した無機質デザインはそれなりの個性と魅力を持っています。
 日本初の”スーパーカー”(日本だけの一大ブーム)は性能は別としてその外見重視の狙いは命中しました。
 もし、スーパースポーツのデザインがこの時から続いていれば「ホンダNSX」は良くも悪くも今とは違ったスタイルで誕生したでしょう。残念!
 TOMICAのモデリングは「素晴らしい!」の一言です。特にドアのガル方式の開閉と「ちりの合わせ」に言葉は要りません(一目瞭然の写真を一枚オマケです)。

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《MITSUOKA ラ・セード》

【TOMICA:1/68・ダイキャスト】

 ミツオカは日本の自動車会社の中で一番アメリカナイズされたクルマ作りをする会社だと思います。このクルマもジャンルとしてはアメリカで確立したクラシカルテイストなカスタム・カーに属し現在(今、入手可能かどうか不明)手に入るクルマとしてはもっともアメリカンなクルマだと思います。
 このTOMICAは実車同様のボリュームで充分以上に実車の雰囲気を捉えた最上の部類に属するフィニッシュを見せています。
…ミツオカ自動車についての書籍紹介あり(データ【イギリス】:ロータス・セブン参照

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以上:その他